「ごちそう撮影で、意外な再発見。」 Tarzan Editors No. 802 最新号より part 1
From Editors 最新号より part 1
ごちそう撮影で、意外な再発見。
初詣も分散だし、帰省もままならないし、忘新年会も皆無だし、この年末年始、欲望はやっぱり食に向かいますよね。
酒池肉林のあとには、ぽってりとした内臓脂肪が待っていますよ、という注意喚起のためのトップページ。内臓脂肪をつけないためには食べてはいけない、美味しそうな年末年始にいただくごちそうの数々を撮影することに。
ところが、世の中、おせちの予約承り真っ最中ながら、11月下旬に実際のおせちを売っているところはほぼありません。青ざめ、口から泡を出している担当を見たスタイリストさんから救いの手が。撮影用に美味しそうなおせちやローストチキンを作ってくれる腕利きの出張料理人がいるというのです。その岸本恵理子さんという救世主に即連絡、撮影の協力を取りつけました。
当日、作ってくれたのはローストチキンとおせち。おせち1段重でも10数種類の料理が詰め込まれます。岸本さんいわく「伊達巻もまだ売ってなくて」、なんと手作りしてくれました。菊花かぶ、栗きんとん、お煮しめ、ローストビーフ、ぶりの照り焼き、紅白なます、くわいのうま煮まで、撮影用なのに手作りです。
撮影終了後、スタッフが試食をさせていただきました。プライベートでもおせちは取り寄せている担当、いろんなものが入っていない手作りのおせちってこんなに優しくて美味しいんだと感涙。こんな素敵なおせちだったら、内臓脂肪がついても仕方ない……いやいや、だめだから。でも、そう思わせるほどのおせち再発見でした。来年は作ってみようかな。うそです。
みなさんのお正月はいかがだったでしょうか。暴飲暴食を極めても、このターザンで体重リカバリーは可能です。早く始めれば、早くに結果が。がんばりましょう、と自分に言い聞かせてます。