「35年分の愛をこめて。」 Tarzan Editors No. 808 最新号より part 1
From Editors 最新号より part 1
「35年分の愛をこめて。」
“808”。この数が何を意味するか。ハワイ州の市外局番だとか、サチモスの曲名だとか、青果店の名前っぽいとか、そういったことを言っている訳ではありません。実はこの数字、これまで世に送り出してきたターザンの号数になります。創刊より隔週(14日間に1号のペース)で発行してきたことを考えると、808号×14日=11302日という期間。あまりピンとはこないかもしれませんが、とにかく長きにわたり、世の中にフィットネス&ウェルネスライフのヒントとなり得るような情報を発信してきた訳であります。
そしてこの808号をもちまして、ターザンは35周年を迎えました。これは、現存する弊社刊行の雑誌の中で、5番目に歴史の古い雑誌(an・an、POPEYE、クロワッサン、BRUTUS、そしてターザンの順)ということ。これだけ続けてこられたのは、ひとえに読者の皆様方によるご厚情のおかげ、以外のなにものでもございません。小誌を代表して、まずはこの場でお礼を述べさせていただきます。
と、偉そうなことを言いましたが、自分はまだターザン編集部に配属されて数ヶ月のペーペー。偉大なる先輩方が創り出してきたその軌跡に甘んじることなく、さらに発展させていこうと身が引き締まる思いです。
さて、今回の35周年記念号。いったいどんな特集になっているのか? さまざまな可能性から、編集部が捻り出した答えは「ギア特集」。それも大々的に読者プレゼントをご用意してしまおう、というターザン的に今までありそうでなかった企画です。
もちろん、ただのギア紹介と思うことなかれ。目玉となるのは、これまでターザンを一緒に作り上げてきた各界の目利き7名+編集部によって構成された、スーパー戦隊「新・名品選定委員会」が討論を重ねて選び抜いた「新・名品」たち。5年、いや10年先も「スゲー!」と叫ばれているであろう、フィットネス&ライフスタイルの名品を、35周年に託けて35個セレクト致しました。
まるで筋斗雲さながら、“THE・近未来”な見た目をしたフィットネスマシンから、臭いを消すブラックホールが搭載された(ような)Tシャツ、はたまたフライパンや枕といった生活に欠かせない必需品まで。きっとあなたの物欲も大いに刺激されること、間違いないでしょう。紹介した商品を全て! とはいきませんが、一部読者のみなさまへのプレゼントとさせていただきます。35年分の愛よ、届け!