From Editors No.1926
From Editors
編集部リレー日誌
スラスラ流暢に話したい、英語…じゃなくて敬語。
思い起こせば18歳。私は大学で、体育会の剣道部に所属しておりました。上下関係が驚くほど厳しく(たとえば、1年生は4年生に話しかけてはいけなかった!)、敬語は基本中の基本。が、高校時代は敬語なんて話さなくていい、ユル~い剣道部だったので、敬語の素地なんてナシ。
よって、入部してすぐに1つ上の学年の先輩に呼び出され、以下のようなお叱りを受けました。 「あのさ、『先輩、●●ってゆ(言)ってはりましたよね』は敬語じゃないから」。衝撃。その時まで私は「~してはる」は敬語だと思い込んでいたのです!(今、考えたら関西方言ですよね、これ)
月日は流れて2014年。ビジネスにおけるコミュニケーションの常識、「敬語」を担当し、またもや衝撃が走りました。クイズ形式で間違えやすい敬語を16問用意しているのですが、「上司から仕事を頼まれたとき、返事の仕方として正しい方は?」の答え…入社して十数年たつんですが、間違っておりました(がっくし)。
敬語って、「間違っている」のを誰かに指摘されないと気がつかないことをふたたび痛感。スラスラと流暢な敬語を話せるようにならねば…とこっそり誓いました。みなさんは、敬語に自信、ありますか? (KS)