マガジンワールド

COVER STORY No.1994

COVER STORY

走り、動き、交差するのは、KAT-TUNとスタッフとみんなの想い。
KAT-TUNのカバー撮影、いろんな想いが交差していました。

田口さんが2016年春に脱退するとの発表があり、みんながショックを噛みしめている時期のKAT-TUNの表紙とグラビア撮影です。4人でのKAT-TUNの表紙はこれが最後になるのかもしれない。明るく、爽やかに、前向きに進むところを表現しよう! と、スタッフ一同盛り上がり、あれこれと準備を進めました。26枚目のシングル『UNLOCK』の発売日と、雑誌の発売日が重なったのも何かのご縁です。

撮影当日。まずは田口さんがいち早くスタジオ入りして、にこにこさっさとヘア、着替えを済ませて撮影です。背が高くてモデルのよう。遠くを見つめるまなざしに、つい、感情移入してしまいます。インタビューにも丁寧に時間をかけてたっぷりお答えいただきました。とても率直でやさしく、人を気遣う気持ちが伝わります。

そして次は上田さん。バランスがよく、ちょっとした動きにも身体能力の高さがわかります。表情もとてもフォトジェニック。「かっこいい…」と、つい声が漏れてしまいました。とても魅力的!

中丸さんは「走ってください」のお願いに、「はいっ」と、スタジオをダンスするように走ってくださいました。さすがビートボックスマスター、リズム感があり、ユニーク。

亀梨さんは剛柔自在の表情とポーズを繰り広げ、射抜くような視線がカメラにばちっと合って、モニター越しでもはっとするような熱を感じました。どっきどき。

4人がスクランブル交差点を歩くように動いていただいたカットでは、メンバーがそれぞれ自分の方向を向いて歩く、というような、成熟したグループにいる自立した個人を表現しました。いろんな想いが交差し、それが尊重されているように。

実はこの撮影では、料理家の後藤しおりさんが作ってくださったお弁当を用意していました。ちらし寿司に、やさしくも滋味あふれるおかずが添えられた、これぞ大人のうまうまお弁当。編集部のスタッフが事前に自分の分をキープしたがるほどの人気なんです。自分が作ったわけでもないのについ自慢しまくって、スタッフのみなさんに配りまくりました。きっといろいろあるでしょうから、ちゃんとおなかを満たしておいたほうがよいですよ、と口うるさいお母さんみたいに。実際、撮影がてんこもりでとてもお忙しい一日だったのですが。これまた、いろんな想いを込めて…。

4月からは3名になり、5月から充電期間に入るKAT-TUNの、4名の姿。ひとりひとりのすばらしい人生とKAT-TUNを、これからもずっと応援します! わたしたちずっと「ハイフン」ですから。
(M)


アンアン No. 1994

暮らしがよくなる新習慣。

488円 — 2016.03.02
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アンアン No. 1994 —『暮らしがよくなる新習慣。』

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