マガジンワールド

anan THIS WEEK’S ISSUE No.2011

THIS WEEK’S ISSUE

食わず嫌いはもったいない。
夏の京都こそニッポンの“涼”が味わえます。

『枕草子』で清少納言さんは京都のことを「冬はいみじう寒き、夏は世に知らず暑き」とおっしゃってるそうで。「油照り」なんて見ただけでヤケドしそうな字面の言葉で表現されることもありますが、地球温暖化なんて騒がれる遥か昔から、夏の京都は酷暑猛暑と相場が決まっていたようです。

しかし、そこはさすが千年の都。京都の人たちは、その暑さをいかにやわらげ、むしろ楽しむかに工夫を絞ってこられ、その智恵が食にも住まいにも工芸品にも、文化として脈々と受け継がれてきました。しかも、そのときどきのトレンドを上手に取り入れながら。そんな洗練された夏の京都を知らないなんてもったいない限り! 今週のananは、京都ビギナーが週末ふらっと日帰りで訪れたとしても、間違いなく堪能できるあれやこれやをたっぷりご紹介します。

鮮やかな緑が目に涼やかな抹茶系かき氷。夏の京都の代名詞的存在・川床。鱧に賀茂なす、万願寺とうがらしと旬の食材を肩肘張らずにいただける名店。そして、涼を求めて大原、嵐山・嵯峨野、宇治、高雄といったちょっと郊外のお散歩ガイドまで。ページをめくるたびに京都熱が高まることをお約束。夏休みの予定が決まってない人は、これで京都に決定ですね(断言)!(YM)


アンアン No. 2011

夏の京都へ

509円 — 2016.07.06
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アンアン No. 2011 —『夏の京都へ』

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