マガジンワールド

From Editors No.2033

From Editors
編集部リレー日誌

占い特集でノリスケさんとシンクロ!?

なかなか世の中に知られていない編集者の仕事のひとつに「待つ」ことがあります。原稿を待つ、イラストを待つ、校正を待つ…。ちなみにこの仕事に就いたばかりの頃、落ち着きのない私は意味もなくフラフラ社内を徘徊したりして、先輩に「待つのも仕事!」とよく叱られたものです。

ananは何を隠そう週刊誌(ご存じない方が案外多い!)で、恋愛やレシピやダイエットや猫…とさまざまな特集を組んでいますが、その中でも占い特集は、占い師さんの言葉をひたすら「待つ」ことがメインの特集号。普段のインタビュー原稿とか取材原稿とは違い、どんな内容か予測不可能な啓示を待つような感じがあって、妻の出産を待つ夫のごとく、原稿が来るまでソワソワしたりも(一読者として、自分の星座やタイプがどんなことになっているかという楽しみがそのソワソワの大半を占めていることは否めません…)。

そして、この「待つ」という仕事、一番の問題点はというと、ハタから見ると仕事をしていないように見える点。伝票処理だとかデスクワークをひと通り終えると、あとはちょっと宙ぶらりんな気分に。ネットサーフィンしたり、本を読んだりしながら、「でも、仕事していますよ」感を出すのがなかなか難しい。そういえば『サザエさん』のノリスケおじさん、しょっちゅうサザエさんの家に来ては、昼からカツオ君と戯れたりしていたけど、あれもイササカ先生の原稿を待っているという、仕事のうちだったんだよなぁ(誰もが“遊んでる”としか思っていないだろうけど)…と、同情にも似た気持ちで最近ノリスケさんのことを見るようになりました。(NY)

私の「待つ」友は酒場系の書籍。「待つ」の先にある何かに思いを馳せながら…。


アンアン No. 2033

2017年前半の恋と運命

550円 — 2016.12.14
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アンアン No. 2033 —『2017年前半の恋と運命』

紙版

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