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飾らずとも滲み出る二人。生田斗真さん&瑛太さんの“誌上劇場”。 COVER STORY No. 2102

COVER STORY

飾らずとも滲み出る二人。
生田斗真さん&瑛太さんの“誌上劇場”。
すこし生活感の漂うような、装飾を排したグレイッシュな壁と床。そして、やんわりと光を透過する、ニュアンスあるカーテン……。今回の表紙&グラビアに生田斗真さんと瑛太さんをお迎えするにあたって、撮影現場に用意した空間です。
「小劇場の舞台のうえでパフォーマンスをするような感覚で、自由に動いてみてください」
フォトグラファーのHAL KUZUYAさんの言葉を皮切りに、お二人がゆったりと動きだす…そんなふうにして、撮影は進んでいきました。

5月25日に公開される映画『友罪』で、3度目の共演となる生田さんと瑛太さん。対談のなかで、
「現場でもちょこっと話すぐらいで、それは昔から変わってないね。撮影中、椅子もお互い遠いところに置いて座ってたりするし」(瑛太さん)
「でも時には、ちょこんと2人横並びでいるときもある」(生田さん)
とお話しているとおり、お二人の距離感は、近いとも遠いとも言えない、絶妙なもの。ことさら近寄らず、お互いが好きに動いていたとしても、気づけば同じ方角を向いて、同じ一点を見つめている…そんな、ゆるやかな連帯感のようなものを感じました。

本誌掲載のカットたちは、生田さん、瑛太さん、それぞれのユニークな世界観、空気感が凝縮されているものを厳選。詳細な設定も筋書きもないのに、お二人の表情や動きからは、どこか物語すら想像させられるのが不思議です。

ちなみに、掲載には至らなかった膨大なカットのなかには、生田さんが特集テーマの「手相」にちなんで、いろんな手の見せ方を(ときどき、すこしおふざけ気味に)しているカットや、瑛太さんがバレエダンサーのような柔軟さで複雑なポーズを連発しているカットも。余すところなくお見せできずに心苦しいですが、ぜひとも本誌を手に取っていただいて、お二人の“表現者”としての魅力が溢れるグラビアをご堪能ください。(TK)

anan 2102号:COVER STORY
こちらが、お二人を撮影した“小劇場の舞台”。床と壁はスタジオ内に建て込んだもので、撮影直前まで、フォトグラファーHALさん指揮のもと、色合いやかすれ具合など、細かい演出を行っていました。


アンアン No. 2102

手相が導く、強運の道しるべ。/生田斗真×瑛太

560円 — 2018.05.16
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