最近、おせんべいを買ったのはいつですか? From Editors No.2125
From Editors
編集部リレー日誌
最近、おせんべいを買ったのはいつですか?
おせんべいを自分で買った記憶がなかったんです。食べたことがないわけじゃないですよ? 大好きだし、あったら必ず手に取るし。気がついたら3枚も4枚も食べてしまっていることなんてざらにありますし。でもどうしてだろう、自分で買った覚えがないんです。
今回「味わい深い、銘品おせんべい」という企画を担当しました、編集Nです。毎年恒例、ananの手みやげ特集はギフトの達人たちにセレクトしていただいた品々を、各所から取り寄せまくりスタジオで一斉に撮影していきます。結果、スタジオにはたくさんの手みやげが勢揃いすることに。
撮り終わったものから、「商品紹介の特徴をつかむために」試食して、味を確かめていきます(至福のひととき…)。さすがは美味しいものに精通した方々のセレクト。どれも美味しいのは当然なのですが、おせんべいの撮影の日はスタッフの試食ペースがとりわけ早かった!
実はこの日「あんこの贈りもの」という企画の撮影も行っていて、おせんべいのしょっぱさが絶妙な役割を果たしていたのです。たとえば〈さかぐち〉の「京にしき」は一口サイズの海苔あられで、甘いものの合間に食べるにはぴったり。羊羹、海苔あられ、どら焼き、海苔あられ、大福、海苔あられ…と、甘いあんことしょっぱいおせんべいの組み合わせに、食べる手が止まらなかったんです。
上に挙げた「京にしき」は黒々とした海苔にくるまれたあられが、缶いっぱいに詰められていて、ビジュアルのインパクトもかなりのもの。大人数の集まりに持っていけば喜ばれること間違いなし。しかも、おせんべいって往々にして軽くて日持ちがするから、まさに「手みやげの優秀選手」!
これで自分でおせんべいを買った覚えがない理由がわかりました。差し入れてもらったおせんべいばかり食べていたんですね私…。これからは今まで頂いたおせんべいの恩を返すべく、手みやげには積極的におせんべいをチョイスしようと思います。(N)