「そもそも“冷え”って何ですか?」から始まった、温活取材。 From Editors No.2131
From Editors
編集部リレー日誌
「そもそも“冷え”って何ですか?」
から始まった、温活取材。
anan編集部にいると、毎回さまざまな特集がやってきます。「今、何の特集をやっているの?」と社内で声をかけられることもしばしば。「今は、温活です」と答えると、よく「え、トンカツ?」と聞き間違えられた一か月でした。
さて、毎年手袋・カイロなしで冬を乗り切る自分にとって、「温活」はまるっきり未知の世界。冬が寒くて冷えるのは当たり前じゃん、と思いつつ、まず、周囲の人に「冷えって何?」「どこから冷えるの?」と聞いて回るところからリサーチが始まりました。
しかし、実際に取材が進み、名だたる“冷え”のスペシャリストの先生方に「やっていいこと」「悪いこと」を伺っていくと、「あれ…そのNG事項、私めちゃくちゃやってる…」とドキッとすることが多々。例えば冷たい飲み物やアイスが大好きだったり、寝る前もコーヒーやお茶を飲んでいたり…。また「湯船に浸かればとにかく大丈夫!」と思っていたけど、大好きな“熱い”お風呂は、実は交感神経を高ぶらせてしまい逆効果…など。
思えば、学生の頃から毎日のように「顔色が悪い」と家族から言われていた自分が、冷えていないわけがない。いくら寒くても、カラダが冷えていても「冬だし、まあそんなもんか」と思っていただけ。今までの自分がいかにカラダを冷やす生活をしていたのか実感しました。
今回取材した中でも、実際に生活に取り入れて特に効果を実感しているのは、“白湯”です。本誌でご紹介しているおいしい白湯の作り方のコツは、「コンロで沸かすこと」。でも、編集部で白湯が飲みたくなったときは、ウォーターサーバーのお湯に七味唐辛子を入れた「スパイス白湯」を飲んでいます。すぐにポカポカ温まるし、一息ついてリラックスもできるのでオススメです。「えっ、七味?!」と怪訝な顔をしているみなさん。これ、めちゃくちゃおいしいんですよ! 白湯のおいしい飲み方や「スパイス白湯」についての詳しいご説明は、ぜひ本誌84ページをご覧くださいね。(HN)