色気は生まれ持ったもの? 今日から始める色気講座。 From Editors No.2145
From Editors
編集部リレー日誌
色気は生まれ持ったもの?
今日から始める色気講座。
「色気とはなんぞや…」そう思って手にとってくださる読者の皆さんに向けて臨んだ「色気の法則」特集。俳優、女優、作家とそうそうたる方々に色気論を伺ったり、寄稿していただいたりと様々な角度から色気を追求した一冊となりました。
スタイル、佇まい、言葉遣いから色気が溢れ出ている美容家の神崎恵さん。彼女に聞く、「色気の育て方」ページを担当したのですが、正直、冒頭の「色気とはなんぞや…」の呟きは私自身。服装も生活も色気からほど遠い人間です。しかし神崎さんがおっしゃったのは、「容姿は関係なく、頭を使って組み立てていけば、色気は身につく」ということ。確かに、教えてくださったメソッドは、努力をすれば”色気のある女”に近づけるものばかりでした。
例えば、「触りたくなるような湿度のある肌」は、代謝を上げるサプリを飲んだり、マッサージで血流をよくして、きちんと保湿をする。「色気のある女の話し方」は、少し低めのトーンでゆっくり話し、相手に”聞く隙”と”見る隙”を与えるといい。私には縁がないから…と思わずに、少し意識を変えるだけでも色気は身についていくものなんだなと実感しました。
そして、印象的だったのは、「色気=綺麗じゃない。組み立てていって得た色気があれば、いくつになっても会いたくなる女になる」ということ。未来に希望の光を灯すお言葉でした。
取材が進むにつれ、神崎さんの「色気に容姿は関係ない」の言葉に、気が大きくなった私。自分がどれだけ色気のない生活をしているかを告白したのですが(休みの日は一日中寝っぱなしで、ベッドの中でぐうたら過ごしてます、と言ったところ)、神崎さんからは「そうすることによって、心に余裕ができることはすごく大事」というありがたいお言葉が。セカセカと過ごさず、自分のペースを保ってる人、確かにいい女そう! ただし、肌のケアをして、体のケアをして、振るまいがきちんとしていること前提。ということで、日々のケアは怠らず、時に自分を甘やかして、色気のある女を目指していこうと思います。(Y)