マガジンワールド

今年の夏バテはスパイス料理で撃退! From Editors No.2153

From Editors
編集部リレー日誌

今年の夏バテはスパイス料理で撃退!

今のうちから夏バテ対策は必須! ということで、「夏を乗り切るスパイスレシピ」という企画を担当した私。取材を終えた今だからこそ、夏バテ対策にはスパイス! と自信を持ってお勧めすることができますが、取材前は「スパイス料理って、暑い夏でもなんだか食欲が湧くよね」というざっくりとしたイメージを持っていただけ…。

ただ、スパイス本を読んでいるうちに、スパイスって漢方にも使われている、という記述を発見。気になって、漢方の薬剤師・久保田佳代先生に伺ってみると、「スパイスの多くが漢方における生薬と同じ」だということが判明しました。日本では、辛い、独特の香りがある、エスニックでよく使われる、などといった「調味料」としてのイメージが強いスパイスも、ところ変われば薬として認識されていたんです。例えば、インド料理屋さんでお口直しに出されることもあるフェンネルは、弱った胃腸の調子を整えてくれる働きが期待でき、実は有名な漢方胃腸薬にも配合されているとか。

となると次に気になるのは、体にいいスパイスをどれだけ美味しく食べるか。ということで、誌面では久保田さんによるスパイス解説と、スパイス調合家でスパイス料理研究家の日沼紀子さんに教えていただいた、簡単で美味しいスパイスレシピを掲載しています。この写真は、日沼さんのレシピを撮影している一コマ。この日はゴールデンウィーク前にもかかわらず、気温が高く、湿気もムンムンでしたが、日沼さんのレシピの爽やかな見た目と、スパイスの香りで食欲が湧いてくるんです!

そして、なによりスパイス料理が夏を乗り切るのにぴったりだと感じたのは、撮影後。日沼さんが作ってくださった料理が、試食と称したスタッフのつまみ食いでどんどんと減っていくんです。暑くて、あまり食欲がなくても食べられるスパイス料理の数々、ぜひ誌面を参考に作ってみてください!(TN)

anan 2153号:From Editors
どんより、気温も湿気も夏を感じさせる日の撮影でしたが、さわやかなスパイス料理の数々に、スタッフのテンションもマックス。写真の「きゅうりとキウイのヨーグルトサラダ」も、すぐになくなってしまいました。


アンアン No. 2153

夏の体内美容/SEVENTEEN

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