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今こそ! おうち時間で免疫力アップごはん。 From Editors No.2197

From Editors
編集部リレー日誌

今こそ! おうち時間で免疫力アップごはん。

外出自粛にテレワーク……なにかと家で過ごす時間が多い今、免疫力へのアプローチが期待できる料理にトライして、負けないカラダを作りたい! ということで、今回の免疫力特集では、今こそチャージしたい栄養素を取り入れるためのレシピをたくさん紹介しています。

みなさんは「ミキ」をご存じですか? 僕は今回の取材で初めて知りました(汗)。健康長寿の奄美大島で古くから愛飲される、お米とサツマイモで作る伝統的な発酵飲料。古来の長寿ドリンクというだけあって、そのルーツがなんとも面白いのです。

教えてくれたのは、「発酵パワー全開レシピ」企画で取材させていただいた、発酵活動家の田中菜月さん。免疫細胞の約7割が集中するといわれる腸を整えるための発酵食のひとつとして、提案してくれました。ミキは「お神酒」が名称の由来だそうで、その昔、巫女さんなどの女性が、お米とかの穀物を口で噛んで吐き出し、唾液の酵素で発酵させた「口噛み酒」(映画『君の名は。』でお馴染みの!)が原型とのこと。

「口噛み酒は、なぜか男性ではなく女性がやるとうまく発酵するという言い伝えがあるんです。ストレスがかかると唾液の消化酵素が増えることがわかっていますが、それと関係しているのかもしれませんね。出産もそうですが、昔から女性には何かを“生み出す力”が宿っているんだと思います」と田中さん。ほほう……!

そんな神秘的な口噛み酒をルーツとするミキと、いよいよ初対面。田中さんがお手製のものを持参してくれました。蓋を開けてまず驚いたのは、その香り。まろやかな酸味と甘味が溶け合って、なんだか赤ちゃんの匂いのような、そしてなにより乳酸菌が生きてる!! と感じずにはいられない香り。なんと1ccに約1億個の乳酸菌が生きているのだとか。味も香りを裏切りません。強いていえばお米のヨーグルト、といった感じ。お米とサツマイモだけでこんなふうになるなんて、まさに生命の神秘。

「赤ちゃんは、産道で母親の腸内細菌をたくさんもらって生まれてきます。だから、乳酸菌の匂いがするんです」と田中さん。ほほう……!!

その言葉の数々に、田中さんは前世で口噛み酒を作っていたんじゃないか!? と思ってしまうほど。発酵食に目覚めたきっかけは、なんとananだったそう!

「美の秘訣、のような特集だったかな? 夏木マリさんや木村佳乃さんが、朝食でリンゴを食べているという記事を見て。それでリンゴを大量に買いすぎちゃったんですが、腐らせるのももったいないから酵素ジュースにしてみたんです。そしたら、発酵ってすごい、生命だ! と感じて。それからいろんな食材を発酵させて摂るようになったら、患っていた自律神経失調症やパニック障害が治ったんです」……発酵パワーってすごい!

今回の特集では、ミキを使ったレシピを提案してくれた田中さんのほか、日本美腸協会代表の小野咲さん、発酵料理家の真野遥さんといった発酵食のプロが集結して、それぞれの「発酵パワー全開レシピ」を提案してくれています。免疫機能に大きく関係するといわれる腸内フローラを整えるヒントが盛りだくさん。ほかにも「春野菜の常備菜」「ボディガード食材活用術」などレシピが充実。おうち時間が多い今こそレッツトライ! 不調に負けないカラダ作りに、ぜひお役立てください。(O)

anan 2197号:From Editors
乳酸菌が恋しくて自分でもミキを作るように(笑)。作り方は簡単。本誌をチェックしてぜひ作ってみてください!


アンアン No. 2197

高めよう!免疫力。/木村拓哉

650円 — 2020.04.15電子版あり
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アンアン No. 2197 —『高めよう!免疫力。/木村拓哉』

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