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打席から一塁まで走っただけで疲労困憊。全力疾走しても疲れないようになるには? 「教えてターザン」

教えてターザン打席から一塁まで走っただけで疲労困憊。
全力疾走しても疲れないようになるには?

趣味でソフトボールを毎月やっているのですが、全力疾走すると非常に疲れます。当たり前のことかもしれないのですが、20代前半の頃よりも疲れ具合が強烈です。

月に1回行っているソフトボールでは、バッターボックスから1塁、1塁から2塁のような短い距離でも息が上がってしまいます。また、体がとてつもなく重くなり、集中力も落ちてくるような感じがします。

週に1~2回、ジムのランニングマシーンで1時間12キロくらいのペースで走っているので、極端な運動不足ということもないとは思っているのですが、この強烈な疲れを感じるのは運動不足によるものなのでしょうか?

全力疾走しても疲れないようになるためには、全力疾走で鍛えるしか方法はないのでしょうか?全力疾走でしか鍛えられない部分はありますか?

全力疾走しても疲れないためのトレーニング方法があればぜひ教えて下さい。よろしくお願いいたします。


膝への負担をかけずに
無酸素パワーを鍛えること。

定期的に運動をされているので決して運動不足ではありません。
たとえば、学生時代は週に4~5日、毎日2~3時間体を動かしていたのであれば、体力は落ちているはずです。
スタミナには「長時間低強度」の持久力を発揮する有酸素パワーと「短時間高強度」の持久力を発揮する無酸素パワーがあり、お悩みの全力疾走には後者が必要です。
例えば現在1時間のランニングを行っているならば40分間にし、残りの20分間は無酸素パワーを向上させるトレーニングをしましょう。
膝への負担が少ない固定式バイクを高負荷で30秒漕ぎ、低負荷で2分ゆっくり漕ぐ。そして呼吸が落ち着くまでインターバルを取る。
これを無理せず3セット1か月間続けたら、短時間高強度の持久力がついていると思いますよ。

相談者DATA
名前:しろたさん
性別:男性
年齢:27
身長:180 cm
体重:74 kg
BMI:22.8
体脂肪率:17 %
職業:会社員
スポーツ:
中学・・・空手
高校・・・バドミントン
大学・・・フットサル
社会人(現在)・・・ウェイトトレーニング(週1~2回)、ランニングマシーン(週1~2回1時間程度)、ソフトボール(月1回2時間程度)
既往歴:ランナー膝、四十肩(共に回復傾向)事故による左肘と前腕二本骨折
健康状態:首(L1~3)の神経痛
平均食事回数と量:
朝:食パン1/2枚、スクランブルエッグorオムレツ、サラダ、ベビーチーズ1~2個。胃もたれする日はお茶漬けのみ など
昼:ラーメン、コンビニ弁当、定食屋でレバニラ定食など
夜:ご飯、サラダ、漬物・キムチ、味噌汁、メイン(肉の炒め物、刺身が多い)、缶ビール350ml 1缶。基本的に家で食べます
間食(補食):コーヒーとお菓子。トレーニング後やスポーツ後にプロテインとグルタミン
平均睡眠時間:5~8時間
ターザン No. 711

首&肩甲骨&骨盤

560円 — 2017.01.26
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