新年早々に出回る『ターザン』を後ろから開くと、まもなく血まみれの写真が大々的に登場します。あけましておめでとうございます、昨年11/７発売号からスタートした新連載「Photographer」担当のサカタです。ラスベガス在住の日本人フォトグラファー、福田直樹さんにご連絡してボクシングの決定打の写真ばかりで４ページ構成しました。福田さんによると、パンチを打ちはじめてからシャッターを切っても遅いそうです。長年の経験で、「打ちそうだな」と思ったときにボタンを押すと、そのあと繰り出されたパンチが顔面にめりこむ瞬間が撮れる……そんな写真ばかり載っています。なかなか楽しい企画です。もっとも、痛そうな写真ばかり集めて喜んでいるわけじゃなくて、次号では藤巻剛さんのスキー写真を「風」をテーマに選んでお届けします。そのつぎは楠堂亜希さんのモトクロス写真を「はねる！」というテーマでお届けします。そのつぎは決まっていません。どうしよう。あわてない、あわてない。一休み、一休み。編集部のイスで座禅を組んで、どなたに何をお願いするか考え中……チーン！　ひらめいた。（←適当）