Tarzan Editors No. 642 編集長かく語りき
Tarzan From Editors 編集長かく語りき
立場上、『Tarzan』に掲載する記事を、いち早く全て読めます。もちろん、記事の正確性や、表現の妥当性などの確認が仕事だから。しかも、未発表の新製品情報や、新しいお店、これから流行りそうなスポーツの話など、個人的にも気になる話題が満載なので、超〜楽しい(スミマセン、自慢話ですね)。これらのインサイダー情報は、第三者の利益に抵触しない範囲で、私もいろいろと試しています。なかでも、トレーニングや栄養に関する、ちょっとしたティップスは、刊行後も続けているモノがいくつかあります。
例えば、マシンジムでのメニューは、トレーナーの坂詰真二さんが以前「やってはいけないジムトレ」企画で紹介してくれた12のエクササイズだったり。そのエクササイズ負荷設定のアレンジは、東大の石井直方教授が本誌の筋トレ企画で紹介してくれた方法ですし(最初の2セットは8RMで8回、最後の3セット目は5RMで30回)。
今回の「肩こり・腰痛」特集、取材の報告を受けて私が、即、実践したのは、昭和大学の筒井廣明先生から紹介された「腕時計を右手にはめる」というシンプルなコト。日常の癖はなかなか意識しても変えられないのですが、単に普段と違う場所に時計があるだけで、カバンを持つ手が変わったりします。
毎日ではなく、たまに替える、というのがミソだとか。
カラダの癖を直す方法として重宝していますが、唯一の問題は、私は肩こりと腰痛持ちではないという点です。
●『ターザン』編集長 大田原 透