Tarzan Editors No. 654 定例より
From Editors 定例より
新人担当、トレランの洗礼を受ける の巻
お初にお目にかかります。ターザン編集部、新人のムラムラと申す者です。この度、定例ページ「TRAIL RUN,RAN,RUN」を担当する運びと相成りまして、ご挨拶をさせていただく次第でございます。
トレイルランニングとは、ご存知の通り、自然を残した未舗装の道で行うランニングのこと。高校では陸上部に所属していたワタクシですので、トレランの担当になったからにはと、自信満々にターザントレラン部の門を叩き、さっそく初トレランに出向いて参りました! ……が。これが全然ダメ。
颯爽と山へと出かけたものの、後半には太ももがプルプル。その姿はさながら、生まれたての子鹿のようだったとか。当たり前ですが、ロードとトレランだと使う筋肉がてんで異なるんですね。
さてさて、そんな不甲斐ないワタクシの話は隅に捨て置きまして、今回のトレランページで取材をしたのは我らが<チーム・ターザン>、大瀬和文さんの秘密特訓。今夏のUTMBに出場を決めた大瀬さんが、トレラン界は長野の雄・山田琢也さんにポールの使い方の極意を授かりに訪れたのです。
我々が長野県飯山市で目の当たりにした山田琢也さん流の特訓は、まるで梶原一騎の世界観そのもの。星飛雄馬が大リーグボール養成ギプスを装着したように、伊達直人が虎の穴にて地獄の特訓を乗り越えたように、大瀬和文さんは飯山市の急勾配を登ります。
えっ? ただただ坂を登るだけかって?……もちろん、それだけではありません。この特訓にどのような秘策が講じられたのか、詳しくは本誌をご覧くださいませ!
●担当:先日、トレラン取材で生まれて初めて虻にさされた ムラムラ