Tarzan Editors No. 679 編集部だより
From Editors 編集部だより
お暑いヨガはお好き の巻
ビリー・ワイルダーが監督したコメディ映画に『お熱いのがお好き』という名作がありますが、この暑すぎる日本の夏では滅多に口にする機会のないセリフです。麦茶はキンキンが良いし、日本酒なら冷酒で飲みたいし、クーラーだって1日中ガンガンのフル稼働なのであります。お好きどころか、どんなモノでもなるべく冷たいモノが、寒いモノが心地良い季節です。
と、つい先日まで思っていたのですが、ことヨガに限ってはお暑いのもナカナカに乙でした。
今号で取材をするにあたり、担当編集者が経験なしはイカンだろうと、行ってきましたヨガ体験レッスン。副編集長と2人(共に男ですよ)身を寄せ合いながらホットヨガを体験したのですが、このキツイこと、キツいこと。てっきり柔軟運動だけと見くびっていましたが、ヨガには筋トレ要素あり、有酸素運動あり、独特な呼吸法ありと、立派なハード・エクササイズなのです。そこにホットヨガならでは40℃の室温が重なり、人生史上最大観測の汗量を記録しました。
ここで一歩あとずさったヨガ未経験者は早合点。90分のレッスンで肉体はヘロヘロになったものの、レッスン中の暑さとは裏腹に、シャワー後の爽快感は極上そのものだったのです。スタジオを後にして外へ出ると、なんだか体感気温まで下がってるし。ということで、暑〜い夏にこそ、ホットなヨガはいかがでしょうか。これはホントに、オススメです。
●担当:ヨガマットはお厚いのがお好き ムラムラ