自宅最寄り駅改札をでて、地上に出て、帰る道すがら出会う風景を思い出しました。

中学の時から着ています風なジャージを着て、胸のオニクを上下に揺らし、iPhoneの白いコードを波打たせ、悲壮感あふれる顔で、ゼーハー言いながら走る男性。「ぜったい続かないんだろうなぁ。つらそうだし」と頭の片隅で思っていたんです。

そんな折に「やせRUN」特集。ツラいのは続かないし、そもそも走っていない人たちが痩せるためにどう続けるか、どう効率的に体重を落とすのかを考えに考えて、テクニック10本を提案します。今まではきつすぎて、とてもできない！ という声も聞こえてきた３か月完全メニューも、「継続できる」を第一目標に考えて提案しています。

最寄り駅で出会うランナーが、いつかすっきりしていることを願うばかりです。

ところで、同号でBook in Bookのような形でヨーロッパのスポーツソックスとインソールの工場取材ルポが掲載されています。レオナルド・ダ・ヴィンチが「足は人間工学史上最高の傑作」と評するほど繊細な足。スポーツ愛好家として足の重要性を再認識しました。

そしてそして、同時期に取材へと行っていたモンブランの周りで開催されるトレイルランニングレースも取材してきました。メジャーなUTMBではなく、まだ誕生したてのレース。次世代型レースとして今後の発展がとても楽しみなレースでした。このルポもお見逃しなく！