Tarzan Editors No. 698 最新号より
From Editors 最新号より
汗だくは、交感神経優位!? の巻
『ターザン』では、初の自律神経特集(メイン特集としては)。取材でお話をうかがっていると、交感神経が優位になるタイミングは、私たち人間がサバンナにいた頃、狩りをするときや敵から身を守る時と同じような時とか。寝坊して飛び起きたり、仕事でプレゼンをする時などがその類いでしょうか。以来、いまは交感神経が優位なのか、副交感なのか、つねに考えるようになってしまいました。さらに、交感神経と副交感神経の分岐に至っては、アメーバなどの原始生物時代や、脊椎動物に進化したあたりまで、話が遡りました。人間の進化とともに、ずっと重要な働きをしているのが自律神経なんですね。
ところで、自律神経といえばバランス。バランスといえば平均台とシーソー。そんな発想をしてしまったために、撮影は大変なことに。とある広い敷地の中を撮影ポイントまで、かなり重い平均台とシーソーをリヤカーでスタッフみんなで運んだのでした。汗だくで力仕事、まさに交感神経優位な状態。これ考えたの、誰だ⁉ と恨まれてはいないか心配です。
●担当:編集M