つい先日、親戚に会いに帰省した際の話。普段はカーペットが敷かれている床がむき出しになり、ポツンとヨガマットが敷いてありました。聞けば、週３で整体通いをしている義兄がネットで安かったからという理由で購入したんだとか。

家庭用の低周波治療器を四六時中ぶら下げているような、運動よりも整体をこよなく愛す義兄ですが、買ったついでだからと朝、晚それぞれ5分ずつ、ストレッチを始めたそうなんです。

はじめて3週間ほど経った今、ありきたりなオチですみませんが、整体通いをやめたんだとか。5分でもやっただけで疲れ方が違うし、カラダも痛くないと。ついでに、低周波治療器はホコリを被っておりました。

そんな義兄のストレッチ。ハタから見れば前屈の膝は曲がっているし、床に手がつかないほど硬いんですが、カラダは間違いなくいい方向に向かっているのを感じているそうです。人は見た目が9割なんてフレーズを聞いたことありますが、ストレッチに関して言えば、感じ方が9割なのかもしれません。

ストレッチは効果が見えにくいのは事実ですが、どうやら、やった人にだけ訪れる快適があるのもまた事実のようです。見た目が硬くたってカラダの感じ方は変わる。となれば、早急に結果を求めずに、まずは今号の『ターザン』を眺めてじんわり、じっくり、硬いとヤッカイな部位TOP10を学びつつ、柔らかくしてみませんか。

もちろん義兄にもこの特集、買ってもらうつもりです。