気づいたら4時間。それがトレランです。 Tarzan Editors No. 719 最新号より
From Editors 最新号より
気づいたら4時間。それがトレランです。
始めたきっかけは、ダイエットのため、健康のため、カラダづくりのため。
でも2〜3か月くらい経って、5キロや10キロという自分なりの距離を余裕で走れる様になると、ランニングそのものが面白くなってきた。
もちろん脂肪燃焼やタイム向上も嬉しいけど、走り出すと余計な悩みが消えるし、なにより疾走感が気持ち良い。
これって「ランナーあるある」ですよね。
走るのは気持ち良いけど、ちょっと贅沢を言えば、普段のコースにも少しだけ飽きてきた。見慣れないコースを、新鮮な気持ちで走ってみたい。
これも「ランナーあるある」だと思います。
そんなランナーに、心から試して欲しいのがトレラン。
初めて走ったトレランで驚いたのは、いつの間にか時間が経っていること。
舗装路ではないから、状況判断に頭がフル回転。木の根っこはないか、石が転がってないか、枝が飛び出してないか、コース取りをどうするか。
走りながらさまざまな判断をして、適切な位置にカラダを動かす。これがパズルゲームみたいで、本当に面白いんです。
普段は10キロしか走らないけど、いつのまにか15キロを完走してるし。上りはゆっくり歩くので、行動時間はなんと4時間。いつものランだったら、こんなに長くは走れないのに……。
今回の特集ではロケハン、撮影で合わせて6回ほど野山に繰り出しましたが、その度に「編集部に戻りたくないなあ、このまま走ってから帰りたい」なんてボヤいていました。
●担当:6月は2つのトレランレースに参戦予定 ムラムラ