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雪山ハイキングでの、やってはいけない! Tarzan 編集長かく語りき No.736

Tarzan From Editors 編集長かく語りき

雪山ハイキングでの、やってはいけない!

雪山のハイキング。
静かな山歩きが楽しめる、最高のシーズンですね。
空気は冷たく澄み、空は青く、山は白。
木々の葉が落ちた明るい広葉樹林に、小鳥たちが遊び…。
わずかなトレース(踏み跡)を辿って登ると、シカやウサギの足跡が……。
でも、そんな低山だからこそ、「やっては、いけない」満載です。
一番大事なのは、“面倒くさがっては、いけない”!
北側のちょっとした斜面は、他が何ともなくても、凍っているコトはザラ。
小まめに、ストックを出したり、軽アイゼンを履いたりを、繰り返す必要があります。
無積雪期なら何の問題もない、ほんの5mほどの区間でも、
全く安心できないのが、雪と氷の季節の特徴ですね。
滑落、骨折、ビバーク、遭難騒ぎ……。
何てコトにならぬよう、持参する装備も“面倒くさがっては、いけない”!
低山の雪山は、雪の状態も百花繚乱、時間帯や高度、日当たり具合で変化します。
凍結、締まって凍み渡り、クラスト(表面カチカチ&中ふわふわ)、
腐ったり(文字通り融けだしてズブズブ)、
踏み抜いたり(地表に近い部分だけ融けて空洞になっている)。
山道が終わって、幅の広い林道に下山しても、
道いっぱい凍結なんて、当たり前に遭遇します。
そんな、ちょっと面倒な冬のハイキングですが、その何倍も楽しいのも事実。
今シーズン、何回行けるか……。
低気圧が関東に近づく度に、ワクワクしちゃいます。

●マガジンハウス『Tarzan』編集長 大田原 透
ターザン No. 736

やっては、いけない!

580円 — 2018.02.22電子版あり
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ターザン No. 736 —『やっては、いけない!』

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