「2019年アブラの旅。 」 Tarzan Editors No. 756 最新号より part 1
From Editors 最新号より part 1
2019年アブラの旅。
クリスマスのシャンパンにチキン、おせち、鴨鍋に日本酒の新酒!……罪もない美味しいものが、どうしてお腹の浮輪になってしまうんでしょう。不思議ですね。そう、使われずに余った体内の脂質と糖質が、お腹のお肉になるまでの体内の壮大な旅は本誌をごらんいただくとして。
取材で心に残ったのは、口にしたアブラ(の脂肪酸)は、体内で貯蔵されても、そしてそれがまた分解されても、元々の機能をキープしたまま同じアブラ(の脂肪酸)でいるということ。いろいろな種類のアブラがありますが、カラダに入っちゃえばアブラはみんなシャッフルされるものだと思っていました…。つまり、オメガ3系などのカラダにいいアブラを摂れば、ずっといい子のままいるんです。どうせアブラを摂るなら、よく吟味していいものを口に入れたいものですね。カラダは食べたものでできるんだなあと、あらためて実感する特集でした。
ちなみに撮影したアメリカ人モデル君は焼いたおもちを醤油だけで3つペロリ。ロシア人モデルちゃんは持参した味つけ海苔をずっと食べていて、スタッフから「のりこ」と呼ばれていました。食のグローバル化を実感した特集でもあります。
● 担当:M