「カメラマンの肩書きが加わったお二人の話。」 Tarzan Editors No. 789 最新号より part 1
From Editors 最新号より part 1
カメラマンの肩書きが加わったお二人の話。
ステイホームの影響で格段に外食が減り、これまで包丁を握ったことがなかったという人も厨房に立つようになりました。そんな料理初心者でも簡単に作れて、タンパク質がしっかり摂れるレシピって何だろう? と考えた時に思いついたのが、コンビニで必ず手に入る卵、豆腐、納豆を材料にすることでした。
卵も大豆もアミノ酸スコア100、つまり最良のタンパク質食材ということ。下ごしらえが少々面倒な肉や魚に比べ扱いが簡単だし、値段が安いというのも嬉しいところです。さっそく管理栄養士の美才治真澄さんに料理製作をお願いし、撮影をセッティングしました。が、コロナにより状況はどんどん変化。編集部はリモートワークになり、密を避けるため人数の多い撮影はキャンセルせざるを得なくなりました。
さて、どうしよう? 写真でなくイラストでページを作るという斬新なアイデアも出ましたが、やっぱりなかなか難しい。。そこで美才治さんにダメもとで「料理もスタイリングもお願いしていますが、さらに撮影をしていただくことはできますか?」と伺ったところ「・・トライしてみます」とのお返事。そうして光の感じやお皿の色などカメラマンのアドバイスを伝えながら撮影したものを数カットずつ送っていただき、時間はかかりましたが全てリモートで出来上がったのがp32〜37の「卵・豆腐・納豆のレシピ」のページです。
実は、p14〜21の「目指すカラダ別に考えたタンパク質の摂取法」というページでも、河村玲子さんに料理製作&スタイリングのみならず、撮影もしていただきました。一人で作り、一人で盛り付け、一人で撮影。本当に大変だったと思いますが、お二人とも「作ってみたい、食べてみたい」と思わせる写真に仕上げてくれました。その出来栄えはぜひ本誌でお確かめください!