「プロレスラーはやっぱりすごい」 Tarzan Editors No. 800 最新号より part 2
From Editors 最新号より part 2
「プロレスラーはやっぱりすごい」
僕が初めてプロレスに触れたのは今から二年前、高校からの友人に誘われて行った新日本プロレスの巡業でした。ほとんど無知の状態で会場へ向かい、どハマり。試合後、家でも見るため、土曜深夜放送の「ワールドプロレスリング」を毎週欠かさず録画していました。当時、観客席にいた僕からしたら、まさかリング上の選手から直々に指導が受けられるなんて夢にも思っていなかったわけですが、実際にそうなっているから、人生って不思議なものですね(ひばりさんボイス)。
ということで、記念すべき800号は自体重トレ特集。その中で100年に一人の逸材こと棚橋弘至選手直伝の新日本プロレス流トレーニングにターザンスタッフが挑戦しています。まず驚いたのは棚橋選手の紳士っぷり! シーズン終了直後でお疲れにもかかわらず、ご丁寧に対応してくださる姿にスタッフ一同惚れ惚れ。今回はご姿勢柄リモートでの取材でしたが、伝わるものは伝わるんですね(次は是非上野毛の道場で!)。しかしトレーニングが始まるとそれが一変。鬼のような速さで繰り出される指示の連続にもうヘトヘト、最後はまともに姿勢を保つこともできず、ただ床にへばりつく始末。なんだか、棚橋選手のジギルとハイドっぷりを垣間見た気がします…。
「秘伝!あの人の自体重トレ」の企画のトリを飾るページで、僕らスタッフ陣の苦悶の表情でひと笑いした後には、実際に新日本プロレス流トレーニングに挑戦していただき、プロレスラーの方々の凄さを改めて実感もらえれば幸いです。
● 担当:M