「“トトノイ”の先に見える景色とは。」 Tarzan Editors No. 805 最新号より part 2
From Editors 最新号より part 2
「“トトノイ”の先に見える景色とは。」
突然ですが、みなさんサウナはお好きですか? いつ、どのタイミングからはじまったのか諸説はありますが、日本では現在第3次ブームだと言われています。確かに自分の周りでも、SNSを見回しても、「サウナ好き」を公言している人が増えたような…。そしてその大多数の熱狂ぶりたるや。これまで「サウナに行く」なんて考えがなかった自分にとっては、その熱量に、正直一歩引いてしまうような、そんなイメージでした。しかしそこは仮にも一編集者。選り好みなどしている場合ではありません。
というわけで今回「彫りの深い上半身の作り方」特集ではありますが、P86からの6ページにわたり少しだけサウナの企画を用意しています。
まず話を伺ったのはサウナの研究調査や知識の普及を行う「日本サウナ・スパ協会」。知っているようで知らなかった本当に正しいサウナの入り方にはじまり、カラダとココロへの効能、知って得するウンチク話など、実に多くの情報をいただきました。
サウナのことを知ったところで続いて訪れたのは、都内でも指折りの人気施設「サウナ&カプセルホテル 北欧」と、昨年8月にリニューアルオープンを迎えた“ネオ銭湯”こと「黄金湯」。訪れているお客さんに話を聞いてみると、たまの休みにはサウナ施設で1日を過ごすこともあるんだそうな。ふむふむ、確かに場所によってはレストランやマッサージルーム、仕事や読書ができるようなワークスペース、カプセルホテルなんかも併設していて、なんだかいい感じ。もちろんサウナ室に入るのが一興だが、それ以外にも人それぞれ思う“サウナの楽しみ方”があるに違いない。
P90〜91「最新サウナ用語辞典」はそんな三者三様な“サウナの楽しみ方”を今の視点で編集して並べたページです。サウナが大好きなあなたも、これからサウナにトライしようと考えているビギナーの方にも、きっと少しは手助けになるはず。いや、助けになるといいな。そんな思いで作りました。ぜひ、ご覧ください。
最後に緊急事態宣下にも関わらず、取材に応じていただいたサウナ・スパ協会の若林さま、各店舗、関係各所の皆様、TEAM Tarzanのヒッキーさん&イソップさんには大変お世話になりました。どうもありがとうございました!