「人は見ためが9割!? じゃ、俺はどうすんだ」 Tarzan Editors No. 806 最新号より part 2
From Editors 最新号より part 2
人は見ためが9割!?
じゃ、俺はどうすんだ
いきなりですが、皆さん見ためが若いと言われることはありますか? 私ごとで恐縮ですが、昔から実年齢以上に言われることは当たり前の人生を歩んできました。14の頃にハタチと言われ、20の頃にシジュウと言われ。新入社員時代には、年上の先輩数人とご飯に行くと、必ず会計伝票が自分の元に運ばれてくる不思議。人はだいたいその理由を「落ち着いてるから」で片付けますが、落ち着きとは無縁の人生、心当たりはありません。単純に見た目が老けている、と言えない皆さんの気遣いが心に染みます。でも実は、そんな見た目を自分ではあまり気にしたこともなく、むしろ仕事の上では年上に見られることがプラスだったかも。
さて、そんな私が今回担当したのが「代謝とアンチエイジングを考える」という企画。アンチエイジング医療の権威、日比野佐和子先生に老化にまつわる最新のトピックスをいろいろと伺いました。気にしていないと言いつつも、興味津々。詳しくは本誌に譲りますが、個人的に一番興味深かったのは「双子の場合、見た目が若い方が長生きする」というデンマークでの研究結果。そう来られると、気にしないわけには行きません。子供もまだ小さいですし。まずは多めの飲酒量から見直したいと思います。
そうそう、年齢当てクイズで老け顔認定してくださる方々は、決まって「いずれ年齢が追いついてくるよ」と慰めとも取れぬ励ましの言葉をかけてくれたものです。で、つい最近言われた年齢が「50歳」(実年齢46歳)。
まあ、確かに昔ほどの開きはなくなったかもしれません。
● 編集:H