マガジンワールド

「謎が解けるページです」 Tarzan Editors No. 809 最新号より part 2

From Editors 最新号より part 2

「謎が解けるページです」

ゆっくり動いているのに、速い球が投げられる。軽く蹴っているように見えるのに弾丸みたいなボールが飛んでいく。プロのプレーだけではなく、身近なスポーツができる人を見ていると、「ゆっくり」なのに「速い」という違和感を感じることも少なくないと思います。

今回の取材でこの謎が少し解けたような気がしました。お話を伺ったのは「中垣征一郎」さん。この名前をみてピンと来た方はかなりのトレーニングオタク。この方、プロ野球の日本ハム大 谷翔平選手やダルビッシュ有選手の育ての親としても知られています。

中垣コーチは常々「体幹トレーニングも動きのなかで使えないと効果的ではない」と考えていて、適切に力を利用できる「体幹」を作らないことには、プレー中の爆発的な力発揮(速い球を投げるみたいなこと)は難しいのだそう。

でも自分が力をうまく使えているかなんてわからない!と思うかもしれません。いやそんなことはなく、実は「ジャンプ」するだけでその人が「体幹(ハラ)」を使えているかどうかが簡単に分かります。

先に出てきた「ゆっくり」なのに出力が「速い」人たちはこの「体幹(ハラ)」がうまく使えるだけではなく、力を発揮するタイミングとボールを蹴る、投げるタイミングをバッチリ合わせられる感覚の持ち主なわけです。

具体的な方法は本誌に譲るとして、この取材をしていた時にちょうどダルビッシュ選手や前田健太選手のYoutubeを見ていた時、点と点が線でつながったんですね。自主トレ明けからボールを握って投げる時、「体重移動」と「リリース」ポイントのタイミングの感覚を合わせていくのがすごく大切。みたいなことを言っていたわけです。ああーこれだと。力発揮とリリースがぴったり合うから150kmも出るような球が投げられるんだと妙に合点がいったのでした。

やることは単純ですが、奥が深い人間の体。草スポーツに心を燃やす読者にぜひおすすめのページです。

ta809_editors2_01
こちら自分の「ハラ」が入った時の投球と入ってない時の投球。左がNGで右がOK。使い方を意識するだけでこんなにもフォームが変わる。


● ワタベ
ターザン No. 809

最速で、腹を割る!/岩本照

680円 — 2021.04.22電子版あり
試し読み購入定期購読 (13%OFF)
ターザン No. 809 —『最速で、腹を割る!/岩本照』

紙版

定期購読/バックナンバー

デジタル版

詳しい購入方法は、各書店のサイトにてご確認ください。書店によって、この本を扱っていない場合があります。ご了承ください。