マガジンワールド

From Editors No.1968

From Editors
編集部リレー日誌

ほめられたい人この指とまれ!
和のお稽古は、ハマったものがちです。

30を過ぎると、和の習い事に興味が出てくる…。そして、湯水のようにお金をつぎ込む羽目になる…。都市伝説のように言われていることが脳裏にあり40手前になっても、どうしても踏み込めなかった分野です。その禁断の!? 世界を『「和」のたしなみをひとつ、手に入れる。』ページを担当することで今回ついに体験できることになったのです。さぁ、扉の鍵は抜かれましたよ!

それはそれは暑い日が書道の取材日でした。猛暑と緊張で汗みどろ。ものすっごくいかめしい先生が登場するかと思いきや、書家の瀬野大輔先生は、この暑さのなかでも、爽やかで、とても優しい方! ガタン、扉は少し開かれました。
静かな部屋に墨をする香りが漂います。生徒さんの書く文字をやさしく指導する声、次々に書かれるお手本作品の美しさ! ガタン、ギ―、さらに扉は開かれます。

先生のお話や生徒さんのお話を伺っていると目からうろこ。書道っていったら字が上手くなるように習うものだと思いますよね? いやいや違うんです。字が上手くなるのはおまけみたいなもので、本当は〇〇が身に付いちゃうんですよ。女性なら絶対にほしい、あれが。この〇〇の部分は、本誌でたっぷり紹介しておりますので、どうぞ熟読ください。

瀬野先生の「皆さんもやってみませんか?」の一言で、うん十年ぶりに筆を手に取った私。持ち方から間違ってるよねー、一本線ですらひけないよねー、ゆがむよねー。バランスぐちゃぐちゃだよねー。でも、そんな生徒たちでも先生はにこにこ丁寧に教えてくださるんです。そして「さっきより良くなりましたね!」とか、「ハネが良いですね!」とか褒めてくれるんです。

大人になってから、こんなに手放しに褒められたことなんてあったっけな…。褒められる、大切! 扉崩壊。私、明日からでも書道習います! 優しい先生とともに、目の前の文字に集中する時間。プライスレスです。

和の習い事も体験ができたり、チケット制だったりと今やそんなにお金がかかるものでもありません。ぜひ身近な教室を探して、行ってみてください。湯水のように…はやっぱり人によるものだそうです。そりゃそうか。(N)

後から、ちょいちょい塗り直し!?をしてもこの程度…。
後から、ちょいちょい塗り直し!?をしてもこの程度…。


アン・アン No. 1968

品のある女。

450円 — 2015.08.26/品切
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アン・アン No. 1968 —『品のある女。』

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