マガジンワールド

プロレス界を牽引する団体の、クールでアツいアスリート。 From Editors No.2057

From Editors
編集部リレー日誌

プロレス界を牽引する団体の、
クールでアツいアスリート。
GW真っ最中。わたくし編集Nは、カメラマンU君とともに、博多どんたくでごった返す博多の街に降り立ちました。目的はどんたくにあらず。いや訂正、one of どんたく。新日本プロレスの大会「レスリングどんたく2017」に出場予定のケニー・オメガ選手に取材のお時間をいただいたのです…!

2017年、女子の心をどきどきさせているものはいっぱいありますが、間違いなくそのひとつに挙がるのが「プロレス」。特に、日本で最も古く、最大規模の団体「新日本プロレス」の会場の女子熱の高さといったら。選手のカッコよさはもちろん、彼らの真摯さを伝えたい。いまのプロレスのリベラルさと面白さを伝えたい。そう思ったときに、どうしてもご登場いただきたかったのが、外国人選手として初の快挙をいくつも成し遂げたケニー選手でした。とはいえ、基本的にカナダ在住の彼のアポイントを頂くのは至難の業。数々の調整要素を乗り越え、博多でなら、ということでお時間いただけることに(新日本プロレスの皆さま、本当に本当にありがとうございました!!!)。

取材当日。長い巡業もラストに近づき、疲労も限界にきているはずなのに、すばらしいコンディションで現場に来てくださったケニー選手。さながらリアル版キン消し(30代以上には通じる?!)の肉体の芸術に、カメラマンともどもボーッとしてしまいます。いざ撮影をスタートさせたら、「どこまで写る?」「いまは上半身中心ですね」「Oh!」と、その場でドガガガガと腕立て伏せを繰り出し、パンッパンに張ったベストの筋肉を再現。計300枚以上、30分ほどの撮影時間中、繰り出した腕立ては軽く100回は超えていたはず。自分だったら2回で限界!! その後、涼しい顔でインタビューに答えるケニー選手に、アツさとクールさ、アスリートの凄さを思い知ったのでした。

カラー8Pの新日本プロレス特集。かっこいいビジュアルに酔いしれるもよし、西加奈子さんと棚橋弘至選手の記念碑的な超ロング対談を堪能するもよし、女性ファン代表3名のアツい声にうなずくもよし。プロレスが既に大好きな人も、気になっている人も、今までピンときていなかった人も、興味を持っていただけることを祈って! プロレス、きっとあなたをどきどきさせてくれますよ。(N)

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50回目くらいの、超高速腕立て伏せ。これで涼しい顔で撮影に臨むとは…。
アンアン No. 2057

どきどきするきもち(通常版)/防弾少年団

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