From Editors No.1949
From Editors
編集部リレー日誌
菅田将暉さんの
「選ばれる男」自己判定結果は?
「選ばれる男」特集には、女性から選ばれる魅力的な男性にご登場願わねば。ということで、若手実力派俳優の、窪田正孝さん、菅田将暉さん、野村周平さんにインタビューしました。わたしの担当は菅田将暉さん。ドラマに映画にと、いつもどこかでお見かけしているような気がするほどの活躍ぶりです。当日も、放映中のドラマロケが終わった足で、暮れなずむ都内のスタジオに駆けつけていただきました。いまのきゃしゃな体は、役作りに合わせて調整しているとのこと。役によって髪型も体型も変えていくから、自分は「無」でよいのだ、とおっしゃっていました。「それでも僕の場合は、本名があって、芸名があって、そのとき与えられた役名があるから、2段階で自分自身が守られているんですよね」自分に向き合って、そのうえで自分を消すような賢さ。計算しながら、これ以上は逆に計算しない、という戦略。今回作った、選ばれる男のタイプ別では、絶対「地頭がいいタイプ」に入ると思ったのに。「自己判定チェック表」に記入してもらったら、「姉妹がいそう」「地頭がいい」「昭和感」「生命力」すべての項目にひとつずつチェックが入る、というよいバランスぶり。じゃあ、これが欲しいな、という項目はありますか? と聞いたら「それはいっぱいありますねー。全部欲しいな、全部欲しい」と、「男から惚れられる」「コミュニケーション力」「仕事ができる(稼げる)」「ユーモアがある」…と、どんどんチェックを入れていく。それを見ていたスタッフが声を揃えて、「それ、もう持ってるじゃん!」「まだ欲しいの?」と突っ込みまくり。そうだ、菅田さん、お笑いとマンガが大好きなんですよね。あのボケも計算だったのかな。いや、そうは見えなかったなー。(M)