台湾ドリームは酒場に!? From Editors No.2048
From Editors
編集部リレー日誌
台湾ドリームは酒場に!?
今回の台湾出張で密かにミッションとして遂行していたことが。それは、鹹豆漿(シェントウジャン)の食べ比べと、台湾の酒場開拓。まず、鹹豆漿とはなんぞやというと、私の周囲で台湾に行く人行く人、ほぼほぼ全員「あーっ、トウジャン恋しい!」と帰ってくるなり叫ぶほど、みんながハマる定番朝ごはん。干しエビやザーサイが入った塩味の豆乳スープで、酢の酸味もあいまって、朝の胃にさわやかに染み入るおいしさ。そして、これがシンプルなようでいて、なかなか奥深い。食べ比べてわかったのは、お店によって豆乳のとろみや味の深みが異なるのはもちろん、同じお店でもその日の天気&ひょっとすると作り手のコンディションで味が変わること!
ちなみに私のベストはというと、行列ができる人気店『阜杭豆漿』のもの。ここの鹹豆漿は、おぼろ豆腐のような食べごたえと、スープのほどよい酸味、あとは他のお店にはあまり入らないパクチーが入っているというのがポイント。酸味&パクチー好きな私からすると、どんなに食欲がなくても食べられるようなうまさ!(ただし、今回の出張中2度訪れて食べてみたものの、行列に比例してこころなしかおぼろ豆腐感が薄れ、具がやや控えめになる傾向があるんじゃないか疑惑も…)
そして2つめのミッションの酒場開拓はというと、誌面でレポートしているので、詳しくはそちらをごらんいただきたいのですが、これがまた台湾独自の文化があって面白いのなんのって!! とりわけ、居酒屋名物のビールのキャンペーンガールのスナップに私は夢中になりました。ちなみに、聞くところによると、キャンペーンガールからモデルや女優に転身するコもいるようで、“台湾ドリームは酒場にあり”なのかもしれません。(N)