高級チョコレートブランドの工房に潜入!! From Editors No.2135
From Editors
編集部リレー日誌
高級チョコレートブランドの工房に潜入!!
あと1か月もすればバレンタイン。街がチョコレート一色に染まる季節。そういうわけで、今週発売のananは恒例のチョコレート特集です。その中で、私が担当したのはクラフトチョコレートブームの最新情報を追った「Bean to Barを探して、東京・京都へ」。いまBean to Barを満喫するには、カカオの香りが漂うサロンやバー、カフェを訪ねるのがおすすめ! ということで、東京と京都のお店を紹介しています。今回はその取材の様子をちょこっとだけお届けします!
ここ数年のチョコレート業界を代表するムーブメントといえば、カカオ豆の選定からチョコレート作りまでを一貫して手掛けるBean to Bar。当初はクラフトブランドによる動きでしたが、今ではチョコレート専門店も注目する手法に。また、一部のショコラティエはこうした流れになる前から、美食の追求のためにカカオ豆の選定からこだわっていたんです。昨年3月に上陸した『ル・ショコラ・アラン・デュカス』もそんなブランドのひとつ。
特集では『ル・ショコラ・アラン・デュカス』の東京工房(日本橋)に潜入。フランスの工房で作り、空輸したクーベルチュール(製菓用チョコレート)を使って、職人の方々がタブレットやボンボンショコラ、デセールに仕上げる様子を見学させていただきました。それぞれのショコラティエが、各自の作業に黙々と取り組む様子は、非常に洗練されていて惚れ惚れするほどです。そんなプロフェッショナルな職場で、取材班もかなり緊張しながら撮影を行いました。
と、まるで“いつもは見られない舞台裏”のように説明しましたが、実は東京工房、併設されているブティックや食事ができるル・サロンから工房の様子が見えるんです! 工房と店舗やサロンを隔てているのは窓ガラスだけ。開放的な工房をお客さんなら誰でも眺めることができます。一流ショコラティエのテクニックを、買い物しながら、また店舗限定のデセールを味わいながら楽しめる、まさにチョコレート好きにはたまらない空間。ぜひ足を運んでみてください!(T.N)