Tarzan Editors No. 678 編集長かく語りき
Tarzan From Editors 編集長かく語りき
人生初の100kmランに挑んでみました。
木曽御嶽山の麓のスタートは、午前0時。
1000人を超す「OSJおんたけウルトラ100k」の選手たちが、
真っ暗な林道を進む幻想的なスタートです。
オーバーペースを戒め、食欲減退と眠気と闘い、雨にも負けず……。
この約半年、フルマラソンや71kmのレースなどでピーキングを考えていましたが、
結局、13時間59分と、想定タイムに2時間近くプラスで終えました。
300名ほどが途中リタイアなので、それなりに頑張ったとは思いながらも、
振り返ると、やはり悔いが残ります。
「目標は、完走」とか「一度くらい、走ってみてもいいかも~」と
当日まで全く気負ってなかったにも関わらず、何となく悔しい……。
でも、エンデュランスのレースの魔力は、得体のしれないこの中毒性なのかも(笑)。
レース直後は、「もう100kmは二度と走らない、眠くて辛いだけだ」と
心の底から感じたのですが、復路の途中で泊まった伊那の街の
フラッと立ち寄った真新しいバル(その名もFLATT!)で、
早くも今後のレース計画とトレーニング計画を練り直した次第です。
それにしても、マスターが薦めてくれたキリリと冷えた白ワイン旨かったな~。
●『ターザン』編集長 大田原 透