Tarzan Editors No. 691 編集長かく語りき
Tarzan From Editors 編集長かく語りき
若い頃の趣味のひとつは、ヒッチハイクでした。
山登りの帰り道、バスを長時間待つならヒッチハイク。
→トラックの荷台には、随分と世話になりました。
友人の北海道での結婚式、道内の移動はヒッチハイク。
→利尻富士に登る、網走~稚内~名寄。結婚式にはギリで間に合いました。
卒業旅行は、東名の用賀インターでB全の紙に「西へ」とヒッチハイク。
→筑豊と軍艦島を訪ねる1週間、大勢の善意に恵まれました。
北アイルランドでは、ウィスキーを飲みにヒッチハイク。
→IRAのテロ華やかりし頃のベルファストでは、相当にビビりました。
有吉弘行さんが『進め! 電波少年』でブレイクする前、20年以上前の話です。
クルマが来なければ、もちろん徒歩。
運よく乗せてもらえなくても、もちろん徒歩。
歩くコトは全く苦にならず、それはそれで楽しいと思うと、
余裕がドライバーにも伝わるのか、意外とクルマは止まってくれます。
すっかり大人になった今は、さすがにヒッチハイクは卒業。
恩返しを兼ねて、乗せる立場になりましたが、
滅多に乗せるチャンスに出会えず……。
若い読者の皆さん、見かけたら、乗せますよ~!
●『ターザン』編集長 大田原 透