本日の前口上。 Tarzan 編集長かく語りき No.721
Tarzan From Editors 編集長かく語りき
本日の前口上。
今日は、ワタシのちょいと野暮天な、趣味のお話。
インテリぶるワケじゃないのですが、えぇ、正直に書きます。
昔から、医学系の専門誌を、単にボーっと眺めるコトが、無類に好きでして……。
仕事柄もあるので、まぁ不思議ではないですが、
でも、お嫌いじゃなく、けっこう、お好き。
この、ボーっとが、実はミソで、難しい話は、コレッポッチも頭に入らない。
胃とか腸とか、手前のカラダも所有しているのに、まぁ難しい。
「よくも、ココまで難しく書きやがるな」は、医者でもないから、当たり前。
しかして、結局、ボーっと眺める、のでありますが……。
でもね、数学の生化学の論文が、全くお手上げなのに比べると、まだ少しは脈がある。
世の中には、糖化なんて不可思議があるらしい……。
ご婦人方は、美容の話で「糖化」って言葉を知っている……。
慢性炎症が、ここ数年の医学界の流行語らしい……。
しかも、酸化と、糖化と、炎症のお三方、実は、大のご昵懇だとか……。
何じゃ、そりゃ?
東京・神保町の某書店の店先で、こんな文字を濫読し、頭クラクラながらも、
悔しくなって、書かれた専門誌を購入するのを、カレコレ20年も繰り返して来ました。
よくも飽きずに……、と思われるのですが、ところがドッコイ、ぎっちょんちょん。
その際の楽しみは、これまた神保町のとあるお店で、天丼をいただくコト……。
「フフフフ、疲れた頭にゃ、天丼が最高の滋味なのさ」と一人合点して来たのです。
だけれど、大好物の天丼には、隠された糖化&酸化の、壮大な罠があったコトに、
遅ればせながら、やっと気づかされました。
大丈夫なのか、ワタシの20年……。
この続きは、本誌「酸化・糖化・炎症」特集の最新号にて、トクとご覧いただきたく。
そろそろ、お後が宜しいようで。