台風シーズンはロケの大敵です。 Tarzan Editors No. 727 最新号より
From Editors 最新号より
台風シーズンはロケの大敵です。
扉の撮影のお話。
特集は「代謝」という難しいテーマで、細胞が生まれ変わって元気になるのをイメージして、青空をバックにモデルが気持ちよくジャンプしている写真を撮りたいね~、とスタッフと話していました。が、おりしも台風シーズン。次から次へ台風が生まれては日本列島を襲います。撮影日も微妙なお天気。
特集は「代謝」という難しいテーマで、細胞が生まれ変わって元気になるのをイメージして、青空をバックにモデルが気持ちよくジャンプしている写真を撮りたいね~、とスタッフと話していました。が、おりしも台風シーズン。次から次へ台風が生まれては日本列島を襲います。撮影日も微妙なお天気。
台風の進路と撮影日がぶつかりそうなので、週末をはさんで4日後にずらすことになりました。しかし、ふたを開けてみると、ずらしたその日も2日前から雨マーク。台風を避けたつもりが、また雨。踏んだり蹴ったりです。締切ギリギリなので、もうこれ以上撮影も延ばせません。以前、女性誌で働いていた時、名物編集長が言いました。「天気も編集者の実力よ!」と。私の心も雨マークです。ベテランスタイリストさんが「私、晴れ女だから大丈夫」というのが唯一の救い。
さて、当日。どんよりした空ですが、雨は降っておらず、何となく回復しそうな雲行き。あさイチで多摩川の土手で撮影する予定を急きょ変更、天気が回復するのを待ちつつスタジオ撮影を先にして、お昼頃ロケに行くことにしました。
結果は、青空抜けは撮れなかったものの、白い衣装と空が同化する様なまぶしいカットになりました。降らずに持ちこたえてくれて、よかったです
●担当:NF