「凝っている場所は冷えているに違いない」。そう考えたライターIはスマホで撮れるサーモカメラを見つけたと嬉しそうに近づいてきました。ハイテクカメラをお借りして、ライターI、嬉しそうに編集部内をカシャカシャ撮影しています。温かいヒトの顔やパソコンモニターは赤く、机は青く映ります。本来の使用法としては、住宅の壁の中の配管に問題がないか、など建築現場で見えない箇所の温度を調べるなど真面目なものだとか。　
このカメラを使って、凝りを検証するために、全身凝り固まっている男子二人が体表の温度を調べることになりました。
正しく測定するには上半身裸にならないといけません。男子ふたり、低周波治療器(当てた箇所は温かくなる)を肩に貼り、レンチンして温かくしたあずきパッドを腰に当て、床に腹ばいになります。異様な光景を見ながら待つこと15分、サーモカメラに見事に体表温度が映りました。温めた部位は赤を越えて白く、筋硬度計で測ってもビフォーより柔らかくなっています。
残念ながら着衣では測定ができないので、公の場では女子には難しい検証。でも凝りはすごいし、自覚はなくても冷えている可能性もあります。1台買って、家で夜な夜な全裸で測定しようと密かに思ったのでした。