「逆境の「男」の表情は、 意外にも晴れやかでした。」 Tarzan Editors No. 744 最新号より
From Editors 最新号より
「逆境の「男」の表情は、
意外にも晴れやかでした。」
第一線で活躍を続けることは、確かに難しい。けれど、逆境に立たされたとき、諦めずに「やり遂げる道」を模索することも同じくらい難しい。
そう考えたとき、ぜひとも会いに行きたい「男」がいました。プロ野球BCリーグ・栃木ゴールデンブレーブス(元・巨人軍四番)の村田修一選手。
昨年10月13日に巨人から戦力外通告を受け、村田選手をとりまく環境は一変。現在は栃木で日本プロ野球(NPB)球団からのオファーを待ち続けます。
どのような気持ちで野球を続けるのか。緊張しながら村田選手が練習をする小山市を訪ねると、意外にもその表情は晴れ晴れとしたもの。ウォーミングアップから積極的に声を出し、バッティング中は若手選手へアドバイスを送り、練習後は自らトンボ掛け(!)まで。
練習後に改めて村田選手を支えるモチーベションについて尋ねたところ、再び向き合った野球への思い、現在の環境への思い、そして息子さんへの思いを語ってくれました。
難局に直面した男は、なにを動機に再起するか。挑戦を続ける全ての人たちに読んでほしいインタビューです。
余談ですが取材終了後には、ちょっとした行き違いも。私、編集ムラタは小山のグラウンドから帰ろうと、タクシーの配車をお願いしました。すると、「ムラタ」の予約を聞いた運転手さんが強ばった面持ちで登場。村田修一選手が乗ると勘違いしたようで……。その節は無駄に緊張させてしまい、失礼いたしました……!
●担当:ムラタ