結局のところ、「高タンパク質＆低糖質」な食事を毎日担保しつづけることが難しい。よほど意識が高くないかぎり、きちんと管理して栄養計算日誌をつけることもないでしょうし。
手っ取り早い一つの方法は、“加工食品”をうまく活用すること。そのまま食べられるくらい、とにかく調理のハードルが低いのが盤石たる所以ですが、実は加工食品ならではのメリットも多々あります。

例えば火の通り具合を気にしなくていいので、サラダチキンでさらっとカツレツが作れたり、サバ缶を汁ごと鍋に放り込めば、加工工程で柔らかくなった骨から良質なアブラまでまるっと摂取できたり。ということで、今号ではサラダチキンやサバ缶ら優秀加工食品10品を集めて、各3変化させたアレンジメニューを掲載しています。全てちゃちゃっと作れて、ちゃんとおいしいのが魅力です。

ちなみに糖質、タンパク質ときて忘れていけないのは“脂質”。後半ページでは脂質との付き合い方もまとめています。紹介している「えごま油で作る中華ドレッシング」がおいしすぎるので、ぜひ試してみてください。自炊習慣のなかった自分がどハマりするくらいには美味です（大根サラダとのコンビがオススメ）。

ぜひ本誌をお手元に、日々の食事で糖質、たんぱく質（そして脂質）をコントロールしてください。