「なぜキツい思いをするのか」 Tarzan Editors No. 807 最新号より part 1
From Editors 最新号より part 1
「なぜキツい思いをするのか」
ターザンに長くいると、飲食店の看板を目にしたとき、つい栄養素に見える。それゆえお昼ご飯は大変で、結局食べ逃すか、茹で卵2個とおにぎり1個とサラダというルーティーン。たまにはカレーもいいよな、今流行りの韓国料理も美味しいよねと思いつつ、卵の殻を剥きながら公園でハトにご飯を狙われ早めの昼食を終える。
こんなこと気にせず食べるなら、ランニングでもしてカロリー消費しちゃおうかなとも考えるけれど、元来せっかちな自分、30分も有酸素運動をするのがヒマでヒマで仕方なく、今では最も嫌いな運動の一つに。
だからいつも考えるのは、短く効果もあって食べたカロリーをある程度気にしなくても済む都合のいい運動……、ある! 前に聞いたことがある。めちゃツラいけど、確かに効くっていうHIIT(ヒット)という運動が。特に日本ではタバタトレーニングとして有名で、20秒全力で動いて10秒休むを8回繰り返す運動。聞けば「ふ〜ん」だけど、ちゃんとやってみると、目の前が「チカチカ」してきて明らかにホメオスタシスがグラグラと揺さぶられているのがわかる、とてもじゃないけど2日後にトライしようなんて思わないぐらいツラい。
だけど不思議。終わったその日からの数日、ちょっと動くのがとにかくラク。自分のカラダとは思えないぐらい軽い。明らかにアップデートされた感が1回である。これは筋肉痛より心地良い。ということでカレー、韓国料理のためにHIIT始めました。
● 今のところ最大心拍は187のワタベ。