モビリティとはなんだ、というテーマで展開した特集トップの8ページでは、トレーナー齊藤邦秀さんおすすめのモビリティストレッチのポーズを撮影することになりました。

齊藤さんは「こんなのどうですか？」と軽々と美しくポーズを見せてくれます。代表的なのが、下の写真にある「W G S／ワールド・グレイテスト・ストレッチ」。世界の著名アスリートのトレーニング写真でも、このストレッチを実践しているカットをよく見かけます。ヨガをするというモデルのジョゼフくんは楽々とW G Sをこなしてくれました。少しカラダが硬いタイプのモデルさんではこうスムーズにはいきません。

次は写真に、この動きに関与するモビリティ関節のイメージを載せて、関節にスポットライトを当てようと思いました。今度はイラストをお願いするトキア企画の野村さんの登場です。図鑑にあるような立った状態ではなく、W G Sの姿勢で、股関節とか描くの、難しいのでは？　というのも見事に杞憂に。打ち合わせでそのストーリーを伝えた途端、野村さんはタブレットにさらさらとW G Sの股関節をかき、「こういうことですか？」と。うーむ、頭の中に関節が3Dで入ってるんですね。すごい。ターザンは本当に多くのプロフェッショナルに支えられて作られています。今さらながらしみじみ。もちろん他にもライターさん、カメラマンさん、スタイリストさん、ヘアメイクさん、スタジオさん、デザイナーさん、校正さん、印刷会社さん、W E Bチ―ムのみなさん…、いつもありがとうございます！