「人はなぜ鍛えるのか。」 Tarzan Editors No. 813 最新号より part 1
From Editors 最新号より part 1
人はなぜ鍛えるのか。
昨年はコロナ禍の影響で実施できなかった読者オーディション企画。今年はオンライン審査の導入など、工夫をこらした上で開催できました。画面越しではあるものの読者と直に話す、そうないチャンス。個人的にも楽しみにしていました。
ターザンを手に取ったことのある方は、自分のカラダをなんとかしようと思い立ったことのある方、と推察しますが、それを誰かに見せようと思うにいたるまでには、どんな気持ちの変化があるのか。そこが聞いてみたかったのです。
話をしながら印象に残ったのは、過去のこの「脱げるカラダ」という特集を見て、自分もやってみようと思った方がとても多くいたということ。手前味噌ではありますが、読んだ人が実際に目標として設定し、行動を起こしてくれる、というのは作り手冥利に尽きます。
そして「こんな自分でも数ヶ月でこんなに変われた。その姿を見てもらうことで、同じようにこの特集を手に取った人にも、”変われる”と思ってほしい」ということを、応募の動機として語る方が多かったのも印象的でした。
ダイエットなどではそれが顕著ですが、痩せるためにやるべきことは明確で、あとはそれをどう実践していくか。カラダはもちろん、意志の強さが試されることのほうが多いように思います。その点、何かと世の中が騒がしかったこの時期に、粛々とトレーニングに励んで来られた方からは、画面越しにも一様に芯の強さが感じられましたし、一冊を作る上での励みにもなりました。
参加者の話、そして文字通りの勇姿はぜひ誌面にて。カラダづくりにどのくらいの時間を割いてきたか、鍛えるのが得意な部位、苦手な部位、プロテイン摂取の有無など、参加者のアンケートもありますよ。