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憧れの仲良し夫婦 クロワッサン 編集部こぼれ話 No.1019

From Editors 編集部こぼれ話

憧れの仲良し夫婦

色や柄……夫婦でどこかしらリンクさせたコーディネートが話題となり、インスタグラムで83万人以上のフォロワーを持つbonpon夫妻。インターネットの最初期からデジタルに親しみ、定年退職を迎えた今、さらに軽やかに様々なサービスを使いこなしています。その暮らしぶりを取材するため、2月のまだ肌寒いある日、我々は一路仙台へ!

二人がアップする写真を眺めているだけでも仲の良さは存分に伝わってくるのですが、実際にお会いしてみれば、もう本当にさりげなく、互いが互いをいたわりあっているのです。
たとえば取材の合間にコーヒーを入れてくださったときのこと。マグカップを机に置いた妻ponさんに夫bonさんが「ありがとう」と実に自然で穏やかな口調でおっしゃる。きっと普段からこうなんだろうな、と思わせるものがあり、長年連れ添った夫婦が、こんなにきちんと感謝しあうなんて! と感じ入りました(あれ、もしかしたら、うちだけですかね。もうすぐ結婚20年。我が家は、ロクにありがとうも言わないダメ夫婦です……)。

その後、外で撮影をするべく公園へ向かう道すがら、これまたとっても自然に手をつないだり、腕を組んだりなさっている(はて、これまたうちだけですかね。そんなこと、もう長らくしたことないかも……)。写真を撮るので「手をつないでもらっていいですか?」とフォトグラファーがお願いしたところ、「私たちは全然かまいませんよ」と照れるでもなく、さらっと手をつないでにっこり。

この素敵ぶりはいったいどういうこと? いや、答えは簡単で、感謝の気持ちや思いやりを丁寧に伝えようとする姿勢が大事なのでしょう。よし、私も心を入れ替えるぞー、と決意しました……が、ずんだもちと笹かまぼこを抱えて新幹線で爆睡するうち、東京駅についた頃には、すっかり魔法がとけてたようで。今までのところ、私の態度は特に改まっておりません。素敵夫婦への道のりは遠いようです。

 
(編集M)


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撮影を終えて、帰るbonponさんを背後からごめんなさい、こっそり撮影。コートから鮮やかな赤や青がチラリとのぞくのがおしゃれでした。
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撮影中のフォトグラファー。ここには映っていませんが、地面に寝転んで夢中で撮った写真が巻頭で大きく使われています。ご覧ください。


 
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