マガジンワールド

From Editors 編集部こぼれ話

「Cafe がらまんじゃく」では、赤瓦屋根の民家で沖縄伝統料理を。
「Cafe がらまんじゃく」では、赤瓦屋根の民家で沖縄伝統料理を。
靴を脱いでなごめるカフェスペースもいいムード。天然酵母パンの「宗像堂」。
靴を脱いでなごめるカフェスペースもいいムード。天然酵母パンの「宗像堂」。
新原ビーチにある「食堂かりか」では、砂浜の白テントの下で食事ができる。
新原ビーチにある「食堂かりか」では、砂浜の白テントの下で食事ができる。
ペルシャンブルーが美しい「大嶺工房」の作品。黒猫が家で休んでいるみたい。
ペルシャンブルーが美しい「大嶺工房」の作品。黒猫が家で休んでいるみたい。

沖縄で取材した店は、
観光で行くのとは一味違うお店ばかりです。

実は、一度も行ったことがなかった沖縄(車の運転ができなくて、泳げないもので)。そんな私でしたが、ミナ ペルホネンのデザイナーの皆川明さんも推薦する、沖縄のギャラリー&ショップ「Shoka:」の田原あゆみさんと、田原さんおすすめの沖縄本島の店を取材しに行ってきました。

取材は現地では梅雨の季節のどまんなか。曇天も覚悟の出発です。ところが、沖縄の天気の神様が歓迎してくれたのか、私たちが滞在している間はずっと晴れ続き。たまにスコールがあっても、雨が上がった後は、かえって緑がいきいき、空も青々と、本当にラッキーでした。

今回、田原さんに教えてもらったのは、普通に観光で行くのとはひと味違う店ばかり。住宅地や畑の中にぽつんとあるところも多く、観光地を熟知しているタクシーのドライバーさんでさえ、ようやくたどり着くという感じ。でも、どの店もわざわざ行く価値ありなんです! 地に足がついた、そんな佇まいで、志も質も高い仕事をしている人たちの真摯な姿勢が伝わってくる食べ物や作品たち。沖縄県出身でないオーナーもいらっしゃいましたが、どのお店も沖縄の文化に根ざす心を感じる、まさに「まっとうな店」でした。

沖縄に行くチャンスがあれば、わかりやすい地図も作りましたので、ぜひ訪ねてみてください。どこもついつい長居したくなるので、のんびりしたスケジュールの旅がおすすめです。

(編集OM)


クロワッサン No. 857

オーナーのこだわりが嬉しい「まっとうな店」

440円 — 2013.07.10
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