From Editors 編集部こぼれ話
おしゃれな人ならではの習慣。
著書『服を買うなら、捨てなさい』は25万部を超えるベストセラー、今もっとも注目を集めるスタイリスト地曳いく子さん。小誌でも、読者をおしゃれに変身させる企画などでお世話になっています。その地曳さんに今回の特集テーマである着まわしについてうかがうと開口一番、「着回すというより着倒すぐらいの気持ちじゃないとだめよね」と東京下町(佃島)生まれらしい、歯切れのいい言葉が返ってきました。「究極のワンパターン」から始まる着倒し術の詳細は本誌をぜひご覧ください。誌面では地曳さんが長年愛用している(着倒している?)ブーツやライダースジャケットも紹介しましたが、印象的だったのは10年前に購入したとは思えないほどきれいで、革がしっとり柔らかかったこと。着用後にはブラシやクリームによる手入れを欠かさないそうです。「顔に日焼け止めしたり、ハンドクリームを塗るのと一緒だと思うの」とさらりと話す地曳さんに、おしゃれな人ならではの習慣を学んだ気がしました。
(編集YM)