大事な猫と、コミュニケーションをとっていますか? クロワッサン 編集部こぼれ話 No.954
From Editors 編集部こぼれ話
大事な猫と、コミュニケーションをとっていますか?
この特集では、「猫と健康」のページを担当しました。猫の寿命は、ここ10年で飛躍的に伸びています。平均的には15歳くらいだそうですが、なんと25~26歳まで生きる猫がけっこういるとのこと。健康で長生きするために、飼い主はなにをすれば良いのか、食事や環境、シニア猫のための工夫などについて、獣医さんをはじめ各専門家に取材しました。
猫と暮らして40数年以上のわたしでも知らないことばかりでしたが、いちばん印象に残ったのは「猫が毎日幸せ」と感じているかどうかということ。「猫はツレナイ」「自分勝手」と思われているフシもありますが、じつは人とのコミュニケーションがすごく大切なのです。出かけるときは「行ってくるね」「何時までに帰るよ」、家に着いたら、まず猫たちに「ただいま。きょうはなにをしていた?」と声をかける。日に何度かは、耳元で「〇〇ちゃん、大好き」とささやく。そしてブラッシングも話しかけながら行うと抜け毛対策だけでなく良いコミュニケーションになるんですって。
取材中、いろんな猫に会えたことも楽しかったです。猫の病気について取材するために「東京キャットスペシャリスト」という猫専門病院を訪ねたとき、出迎えてくれたのは、カツオくん、ホタテちゃん、ハモちゃん。3匹とも、元保護猫だそうで、獣医の山本宗伸さんとともに日中は病院で働いています。…..というか遊んでいます。中でもカツオくんは、すごく愛嬌があって、堂々たる体格、おもわず惚れてしまいました。
みなさんの猫たちもずっと健康で長生きしますようにと思いを込めて作ったので、ぜひ読んでみてくださいね。
(編集S)