念願の地元での出張取材。でも、心残りが。 クロワッサン 編集部こぼれ話 No.976
From Editors 編集部こぼれ話
念願の地元での出張取材。でも、心残りが。
酸味といったらお酢、お酢といえば……ということで、今回お邪魔したのは鹿児島県霧島市にある福山黒酢の老舗、「重久盛一酢醸造場」です。大河ドラマ『西郷どん』でもアツい鹿児島、「今行きたい!」「ちょうど今が仕込みの時期!」「美しい桜島をバックにした壺畑の写真をどーんと載せたい!」と企画会議で熱弁し、実現した渾身の企画です。しかも霧島市出身の私、並々ならぬ思いを抱いていました。
梅雨入り前で不安定な天気の鹿児島でしたが、3日間の出張期間の天気予報は曇り。壺畑は屋外にあるので、「なんとかもってくれた!」と心の中でガッツポーズをして鹿児島入りしました。ところが、壺畑に着いてみると、背景となる海の方向は真っ白! 桜島がまったく見えないのです。
醸造場の方によると、この日は桜島の火山灰が多く降り、見えなくなってしまったそう。強い風や雨にならないと、空気中に火山灰が滞り、なかなか見えるようにはならないと言います。結局、出張の3日間、ずっと雨も風も強くなることはなく、その姿は全く拝めませんでした。企画会議であんなに力説したのに……。
そして、ついでに実家に帰省した翌日、家の前からはうっすらと桜島が。もうカメラマン、東京に帰っちゃったよ……。うっすらだったので、撮影できるレベルではなかったのですが、なんか悔しい! これだけが心残りです。
梅雨入り前で不安定な天気の鹿児島でしたが、3日間の出張期間の天気予報は曇り。壺畑は屋外にあるので、「なんとかもってくれた!」と心の中でガッツポーズをして鹿児島入りしました。ところが、壺畑に着いてみると、背景となる海の方向は真っ白! 桜島がまったく見えないのです。
醸造場の方によると、この日は桜島の火山灰が多く降り、見えなくなってしまったそう。強い風や雨にならないと、空気中に火山灰が滞り、なかなか見えるようにはならないと言います。結局、出張の3日間、ずっと雨も風も強くなることはなく、その姿は全く拝めませんでした。企画会議であんなに力説したのに……。
そして、ついでに実家に帰省した翌日、家の前からはうっすらと桜島が。もうカメラマン、東京に帰っちゃったよ……。うっすらだったので、撮影できるレベルではなかったのですが、なんか悔しい! これだけが心残りです。
(編集M)