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お店のようなスパイスカレーが、 本当に家で作れるんです! クロワッサン 編集部こぼれ話 No.1045

From Editors 編集部こぼれ話

お店のようなスパイスカレーが、
本当に家で作れるんです!

いま大人気のスパイスカレー。新しいお店も次々にオープンしていますね。ブームの火付け役になったのが、南インド料理専門店「エリックサウス」。東京は八重洲、神宮前、高円寺、東京ガーデンテラス、虎ノ門ヒルズにそれぞれ雰囲気の違うお店があります。
その「エリックサウス」全店を仕切る総料理長の稲田俊輔さんに、今回、本格スパイスカレーの作り方を教えていただきました。

カレーに関しては、自分もそれなりにいろいろやってきました。インドで使われているバターオイルの一種「ギー」をわざわざ使ったり、玉ねぎを飴色になるまで炒めたり。そして長時間煮込んだり。
でも、稲田さんによると、そんな必要は全然ないらしいのです。
「南インドのカレーは、あっさりしています。煮込むというより炒める工程のほうがむしろ大事。だから、フライパンで作ります」
本格インドカレーといえば、とにかく煮込まないと、と思い込んでいたので、これには驚きました。

そしてさらに衝撃だったのは、スパイスは4つだけでいい、ということ。たくさんのスパイスを使わないと本格インドカレーは作れないと思っていたし、最近はそれも面倒くさいので、輸入食材店で売っている、いわゆる「カレー粉」を使ってごまかしていたのですが。
「カレー粉として売られているものは、ちょっと辛みが強いです。カレーは本来、スパイスの豊かな香りを楽しむための料理。辛みのないスパイスが多いほうが、本場の味に近づきます」

そうだったんだ……。稲田さん考案のミックススパイスは、クミン、コリアンダー、ターメリック、カイエンペッパー、4種のパウダーを同量ずつ混ぜるだけ! カイエンペッパーは辛味の素なので、辛いものが苦手な人は、同じような色だけどまったく辛味のない「パプリカパウダー」に替えればOK。スパイスカレーは、「辛いカレー」ではなく、「スパイスの風味を楽しむカレー」なんです。

このミックススパイスを使って数々のカレーを稲田さんに作っていただきましたが、あまりにもおいしくて、撮影から帰ったその日に家でまた作ってしまいました。試食をしてお腹がいっぱいなのに、なぜか作りたくなり。こんなことは初めてです。

 
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基本のチキンカレーとインド風炊き込みごはん。これを撮影当日の夜に作ったとは自分でも信じられない。けれど、それくらいまた食べたかったし、簡単に作れる。
 

家族にも好評で、息子には「ずっと”カレー祭り”でいいよ!」と言われ、調子に乗って連日作り続けましたが、自分でもまったく飽きない。ベースのミックススパイスは同じなのに、料理としては別の味。とにかく簡単にできるのでラク。

 
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いま注目の「炒め系カレー」も、稲田式ミックススパイスで簡単に作れます。お酒のお供にもぴったり。
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はちみつバターチキンカレー。こんなにおいしいものが家で簡単に作れるとは!


 

炊飯器で作る「ビリヤニ風炊き込みごはん」のレシピは初公開です。ぜひお見逃しなく。

 
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炊飯器で簡単に作れる「ビリヤニ風炊き込みごはん」。これはもう、やみつきです。
 
(編集H)
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