From Editors 編集部こぼれ話
贈られた人も贈った人もきっと笑顔になる秘訣。
「センスのよさと思いやりを、真似したくなりました」のページに登場してくれた、「ギャラリー・フェブ」オーナーの引田かおりさん。取材場所となったギャラリーに足を踏み入れたスタッフは、テーブルの上に並べられたアイテムの多さにびっくり。「本当に、贈り物が好きなんです」とはご本人から聞いていたのだが、贈り物用に常時これだけの物をストックしておくなんて、すごい! 贈り物にはタイミングも大切と考えら、つねにギャラリーにこれらの品を置いてあり、たまにしか会えない人、ちょうど贈り物をしようと思っていた人がタイミングよく訪れたときは、らその人にぴったりの物を見つくろって、さりげなく手渡すこともあるという。まさに贈り物のエキスパート。贈り物というととかく難しく考えがちで、無難なモノへと傾いてしまいがち。でも、引田さんのお話を聞いているうちに、贈る楽しみを自分が味わうということの大切さにあらためて気づかされた。
もうひとつ、マリメッコのファブリックを使用したベビーキルトの写真についてのこぼれ話を。取材の意図を引田さんに伝えたあと、まずメールで送られてきたのが、ぴっかぴかの赤ちゃんがベビーキルトの上で元気に寝そべっている写真。ひとめ見て一瞬にしてこちらが笑顔になり、目が釘付けになってしまう可愛さ! このキルトの魅力を伝えるにはただの商品撮影ではなく、こういう写真を載せたい!と引田さんに伝えたところ、この赤ちゃんは引田さんのお孫さんだと判明。「このベビーキルトを贈ると、みんな赤ちゃんを寝かせた写真を送ってくれる」とのことだったので、無理を承知で、そのうち何枚かを誌面でご紹介させてほしいとお願いしてしまった。赤ちゃんのもつ幸せオーラ、すごいと思いませんか?
(編集RY)